例年、年度末の棚卸は事前に準備して一覧表に在庫の数字を入れていました。
ところが、今年の公認会計士さんの方針は違っています。
経営再建のテコ入れの一環でしょうか。
30日金曜日、事務課の担当者と現場担当者が端末を持って物品を確認し、その場で在庫数を入力していきます。
その入力作業をスピーディにするために、事務課の女性が全部署の棚卸品目のマスターを作成してくれました。
わたしは自分の部署のデータを差し上げたので、昨年の在庫に上がっていない過去の購入履歴が全部マスター化されています。
事前準備用のチェックシートを毎年印刷してスタッフに渡し、部署全体の集計をわたしが行うという手間がなくなりました。
ありがたいことです。
更に望めるならば、購入品の管理も事務課でお願いしたいところ。
全ての院外発注伝票は事務課の決済を経て納品されるので、各部署ごとに集計する必要はないと思うのです。
本来の棚卸とは、年度内の購入と年度末の在庫を照らし合わせるものではないのかしら。
その数値に、診療実績との乖離があれば、誰かが私物化して持ち出しているという事実も見えてくるかもしれません。
消費量の多いものや高額なものについて、同等品で安いものがないかを検討する機会でもあります。
そういう管理が各現場レベルに任されていて、わたしのように真面目に見直す人もいれば、無関心で何もしない部署もあるでしょう。
それは、見直し改善が義務付けられていないことが大きな問題だと考えます。
普通の家庭ですら、家計簿をつけて収支の改善を行っています。
販売業であれば、店を休業してまで棚卸に全力を注いでいます。
そのくらい重要な意味があるはずなのに、この病院の経理はかなりズサンだといえますね。
多くの病院が経営難で廃業や買収されてゆく世の中。
しかも、経営者が変ればそれなりに持ち直せている現実。
その一つの要因が、経理の管理能力ではないでしょうか。
開業以来ずっと人事院勧告に準じてきた法人が、ここにきてベースアップなしという緊急事態に陥っています。
教育・研究・臨床という3つの柱で運営されている大学と病院。
これまでのような丼勘定から脱出するよい方法はないのでしょうか。
国立大学の附属病院は独立法人化されており、病院自身が経営を改善しなければならない状況で頑張っています。
私立大学病院の赤字を学納金で補てんという、過去の遺物はもう存在しません。
わたしが退職金を貰うまでは、倒産しないで欲しいと思い続けるのも、あと2年。
大丈夫かなぁ?
ありがとうございます。
嬉しいことがありましたね。
たくさん笑顔になれたでしょう。
今日も、あなたの幸せを願って。
りょうこ
ワクワクして愛される町 砂町銀座商店街 - 砂町銀座商店街 ワクワク楽しむナビゲーション *非公認* 
ところが、今年の公認会計士さんの方針は違っています。
経営再建のテコ入れの一環でしょうか。
30日金曜日、事務課の担当者と現場担当者が端末を持って物品を確認し、その場で在庫数を入力していきます。
その入力作業をスピーディにするために、事務課の女性が全部署の棚卸品目のマスターを作成してくれました。
わたしは自分の部署のデータを差し上げたので、昨年の在庫に上がっていない過去の購入履歴が全部マスター化されています。
事前準備用のチェックシートを毎年印刷してスタッフに渡し、部署全体の集計をわたしが行うという手間がなくなりました。
ありがたいことです。
更に望めるならば、購入品の管理も事務課でお願いしたいところ。
全ての院外発注伝票は事務課の決済を経て納品されるので、各部署ごとに集計する必要はないと思うのです。
本来の棚卸とは、年度内の購入と年度末の在庫を照らし合わせるものではないのかしら。
その数値に、診療実績との乖離があれば、誰かが私物化して持ち出しているという事実も見えてくるかもしれません。
消費量の多いものや高額なものについて、同等品で安いものがないかを検討する機会でもあります。
そういう管理が各現場レベルに任されていて、わたしのように真面目に見直す人もいれば、無関心で何もしない部署もあるでしょう。
それは、見直し改善が義務付けられていないことが大きな問題だと考えます。
普通の家庭ですら、家計簿をつけて収支の改善を行っています。
販売業であれば、店を休業してまで棚卸に全力を注いでいます。
そのくらい重要な意味があるはずなのに、この病院の経理はかなりズサンだといえますね。
多くの病院が経営難で廃業や買収されてゆく世の中。
しかも、経営者が変ればそれなりに持ち直せている現実。
その一つの要因が、経理の管理能力ではないでしょうか。
開業以来ずっと人事院勧告に準じてきた法人が、ここにきてベースアップなしという緊急事態に陥っています。
教育・研究・臨床という3つの柱で運営されている大学と病院。
これまでのような丼勘定から脱出するよい方法はないのでしょうか。
国立大学の附属病院は独立法人化されており、病院自身が経営を改善しなければならない状況で頑張っています。
私立大学病院の赤字を学納金で補てんという、過去の遺物はもう存在しません。
わたしが退職金を貰うまでは、倒産しないで欲しいと思い続けるのも、あと2年。
大丈夫かなぁ?
ありがとうございます。
嬉しいことがありましたね。
たくさん笑顔になれたでしょう。
今日も、あなたの幸せを願って。
りょうこ
ようこそ、砂町銀座商店街の応援ブログへ!略して「砂銀ワクナビ」と呼んでくださいね。砂銀の魅力をお伝えできるよう情報発信していきたいと思っています。「こんな情報も...