今週、ちょっとビックリする事がありました。
これまでにも、いくつかあったのですが。

マニュアルに明記されている作業工程が、いつのまにか勝手に省略されていたり違うやり方になっているのです。

わたしは看護師としての自分の本業があって、中材は管理のみという中途半端な位置にいます。
管理とはいっても、実際の現場を監督する訳ではなく、運営会議に必要な資料を作ること、器機の更新や消耗品の購入管理、トラブルの対処しか行っていませんでした。

作業者にはチーフ的な存在の人がいるので、ほとんど任せきりの状態でした。

マニュアルは、作って満足、飾って放置、ではいけない。
そんなことは百も承知のはずです。
でも、現実は違った。

今回の出来事は、まず電話の対応から始まりました。
「何を言っているのかわからないので、電話を回します」
わたしの方が「?」です。

クレームの電話だったのですが、別に込み入った話でもなんでもありません。
「熱水消毒で払い出された器具が錆びている。洗剤の影響だろうか?」
3Fにあるので、取りにに来てほしい。
ただそれだけの電話を、なぜ理解できない???

器具の名前が「リトルジャイアント」です。
おそらく、聞いた事のない変な名前でパニくったのではないでしょうか。
(好意的な推測)

回収した器具を見ると、ボルトとナットの部分が錆びていました。

悲しいのは、そんな錆びた器具を平気で払い出していたことです。

おそらく、医療器具用の材質ではないボルトとナットが使用されているのでしょう。
1つは許容範囲内として返却し、もう1つは除錆処理してから払い出すことになりました。
材質と洗浄の方法について、メーカーに確認してみるそうです。

中材での対処は、

①可能な限り分解して洗浄し乾燥後に組み立てる
②乾燥器に入れる前にできるだけ水分を除去する(タオルドライ、エアガン)
  *エアガンは購入手配中
③工程が変わるごとに錆の状態をチェックする
 (浸漬洗浄後、WD熱水消毒後、電気乾燥機から取り出して払い出す前)
④熱水消毒後に錆があった場合は錆除去を行う

錆除去について質問がありました。
「洗浄剤に漬けても錆が落ちない時はどうしますか?」
これも意外な質問でした。
本来は、ブラシなどで機械的に洗浄することが基本です。
放置して落ちない汚れは、傷のつかないブラシで洗う。
当たり前のことだと思うのは、わたしだけでした。

わたしの方から、錆を除去して再度浸漬洗浄で除錆洗浄剤を洗い落としたら、すすぎの後に防錆剤ミルクを使うことを確認しました。

「何ですか、それ。就職してから今まで一度も使った事がありません。知りませんでした」

これが最大のショック・・・。

退職した前任のチーフから、何も教わっていないというのです。
マニュアルには、ちゃんと処理方法が明記されているのに。
(これは、読んでいるはずという思い込みと言い訳)

このように、いつからそういうやり方に変ったの!?
と、驚くことがたまにあります。

一から教育し直さなければならないのでしょうか。
院内受託責任者の方も、施設内に常勤している訳ではないし。
仕様書に準じた作業マニュアルの作成と指導をお願いしてあります。

現在修理を予定している超音波洗浄器の不具合についても「事実」を正確に伝えることが不足しています。
「黒いピラピラしたパッキンのようなもの」が出てくる。
これで、意味わかりますか?

点検に来たメーカーさんは、ボルトの緩み防止用の白いテープをイメージしていたそうです。

同じ状況が起きたら呼んでね、と頼みました。
呼ばれて見に行くと、どう見てもパッキンなどではありません。
現物を回収して保管し、後日ディーラーさんに渡しました。
その時、メーカーさんの思い込みがわかったのです。

報告も、事実の保存も、言われなければできない。
このような思考と行動は、中材職員に特化した事ではないと思うのですが。

ここで怒鳴ったり怖い顔をしてはいけません。
にっこり笑って「しっかり頼むわよ」と念を押す。
声を掛けやすい雰囲気を維持します。


ありがとうございます。

嬉しいことがありましたね。
たくさん笑顔になれたでしょう。

今日も、あなたの幸せを願って。

りょうこ

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